男性ホルモンが薄毛に原因って?

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男性ホルモンが薄毛に原因って?

活性型男性ホルモンのジヒドロテストステロン

男性ホルモンが薄毛の原因だということをよく聞きますが、実際にはジヒドロテストステロン(DHT)という活性型男性ホルモンが薄毛の原因の正体なんです。

 

男性ホルモンのテストステロンと還元酵素の5αリダクターゼ(1型と2型の2種類ある)が還元酵素となって、悪玉男性ホルモンのジヒドロテストステロンを作ることで薄毛の原因になってしまいます。
正確には、これにレセプター(受け皿)の多さ、有るか無いかで、薄くなるかならないかが決まります。

 

男性ホルモンのテストステロン、5αリダクターゼ(特に2型)、レセプター。この3つが揃うとAGA(男性型脱毛症)になるのです。

 

question
男性ホルモンって他にどんな種類があるのでしょうか。

 

Answer

男性ホルモンの種類について

男性ホルモンはアンドロゲンとも言われていて、いくつかの種類があります。

 

テストステロン( Testosterone)

男性ホルモンの約90%がこのテストステロンです。
主な作用・働きは、筋肉増大、生殖器増大、精子形成、性欲増大、体毛増加。精巣や副腎、卵巣で生成され、一日の分泌量は成人で約7mgと言われています。
20代中盤あたりで分泌量はピークとなり、その以降は徐々に減少していきます。更年期障害の原因の一つがこのホルモンの減少です。

 

ジヒドロテストステロン(Dihydrotestosterone;DHT)

これが、薄毛の原因となる男性ホルモンです。頭髪では、毛細血管から運ばれたテストステロンが毛乳頭や皮脂腺にある5αリダクターゼと結合還元することで生産されます。
作用としては男性型の脱毛症(AGA)以外に、性欲の減退、体毛・ヒゲの増加が上げられています。

 

デヒドロエピアンドロステロン(Dehydroepiandrosterone;DHEA)

副腎、性腺で生成される男性ホルモン。
前立腺細胞内の40%がこのDHEAだと言われ、老化を止めたりの若返りホルモンとして注目されています。
他にも、糖尿病、高コレステロール、肥満、免疫不全症、うつ病、骨粗鬆症 などといった様々な症状に有効とされていますが、立腺癌や乳癌のリスク、男性の胸が大きくなる、女性では毛深くなるといった副作用があるようです。

 

アンドロステロン(Androsterone)

主として女性の多毛症やにきび、無月経などに関係していて、活性度はテストステロンの約10%と少ない。
男性の場合は副腎や睾丸から、女性や小児ではすべて副腎で分泌される。

 

アンドロステンジオン(Androstenedione)

副腎、睾丸、卵巣で分泌され、卵巣ではエストロゲンに、睾丸ではテストステロンになります。

 

以前はサプリメントに利用されていましたが、デヒドロエピアンドロステロンと同じ副作用男女性にあるため、今は使われていません。

 

この他にも、視床下部、下垂体などで生成分泌され、 精子の形成などの作用がある性腺刺激ホルモン放出ホルモン などがあります。

 

まとめ

男性ホルモンのテストステロン5αリダクターゼ(特に2型)、そしてレセプター(受け皿)の3つが揃うことで、AGA(男性型脱毛症)になると前述しましたが、この3つの内、一つでも阻害できれば良いということが分かります。

 

テストステロンはさすがに減らす訳にはいきません。睾丸を取ってしまうというのは無理ですよね。

 

一般的なAGA治療で使用するプロペシアに配合されているフィナステリドには、2型の5αリダクターゼを抑制する効果があるのです。3つ目のレセプターを減らす手立ては今のところありませんので、男性型脱毛症には、2つ目の5αリダクターゼを抑制する手段しかありません。

 

なお、育毛メソセラピーや再生医療のHARG(ハーグ)は、成長因子やビタミン等を直接頭皮に注入することで、髪の成長を促す医療技術です。薄毛の原因は男性ホルモンだけでなく、ストレス生活環境、食事面など、本当に多岐に渡ります。原因は多種多様ですが、結局のところは、髪の成長因子が減少したことによって薄毛が進行するのです。

 

そこにアプローチするのが、育毛メソセラピーやHARGなのです。発毛効果が格段に高くなるのはお分かりだと思います。

 

ただ、その効果がいつまでも持続するかというと、ハッキリとは分からないです。やはり老化現象は起こっていくだろうし、ジヒドロテストステロンも放っておいては減らないだろうと考えられますね。

 

女性ホルモン(エストロゲン)について
女性の卵巣から分泌される女性ホルモン。卵胞から分泌されるエストロゲン(卵巣ホルモン)と、排卵後に卵胞から変化した黄体から分泌されるプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類に分けられます。ホルモンバランスが乱れてくると、肌トラブルや生理不順、ボディラインの崩れ、更年期障害など様々な異変がおこってきます。